ざぁざーざー。
真っ暗な寝室。
隣で寝ている子供達の
すーすーと聞こえる寝息とともに
つるつるした屋根に水滴がはじく音。
乾きすぎた土に
たくさんたくさん染み込みますように…
と願いながら夢の世界へ。
■見ているものは「ある」もの？「ない」もの？
ここは通勤に便利だから
スーパーが近いから
子供を育てるための環境がいいから。
結婚をして長野県の田舎に移住。
先祖代々の土地や家があるのは
有難いことなんだと頭では分かっているものの
住む場所をゼロから決められるなんていいな～
と羨ましく思う時期があった。
まず結婚を機に田舎に移住して困ったのは
100円ショップまで車で1時間はかかること！
「暮らしやすさ」を大切にしている私は
なかば怒りに近いイライラがあったっけな(笑)
(今思えば１００円ショップでそんなに？と笑っちゃうけど、引き出しぴったりのプラスチックかごが無性に欲しかった時期でした…(笑))
そんなことから始まり、
「ない」ことばかりを見ては
大きなため息を吐いていたっけ。
心を深く話せる人がいない
おしゃれができない
好きなことができない
自分の時間なんて作れない
分かってもらえない・・・
いつの間に
「ない」ことを見つける名人になっていた。
それと比例して
地域のことが好きになれなくなっていった。
■誰かが私の欲しいものを持ってきてくれる？
「ない」なら
「外の人に持ってきてもらおう、やってもらおう」
と、他人に期待した時期もあった。
「村でこんなことしてくれませんか？」
と地域とは関係のない方にリクエストしていた。
そのわたしの根底にあった思いは
「わたしには何も出来ないから」。
何年も待っていた甲斐は…
なかった。(笑)
今思えばそりゃそうだ！
一番それをやりたかったのはわたし。
その人が舵取りをしないで
人に任せっきりのスタンスで
他の人がやろう！なんて思わないよね。(笑)
精神的に自立していなかったな。
■自分の作りたい世界は自分でつくる
この地域を好きになれない！
誰もわたしが願うことを代わりにやってくれる人はいないんだ！
ということが、よーーーーーく分かった数年。
(だいぶかかりましたが…笑)
何年もかけて学んだことは
自分が居たい世界があるなら
自分が動くのが１番はやい！
ということ。
そして
わたしが当時欲しかった
「応援,成長しあえるコミュニティや人間関係を育む」。
ことに一歩踏み出しました。
最近知り合いになった方は
びっくりされますが、
はじめは人の目が
怖くて怖くて怖くて…。
何度もやっぱり出来ない！
と後ろに戻りつつも
スタートしたのが7,8年前。
ほんとうに、少しずつ少しずつだけど動いてきた。
有難い出会いも重なり
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気づけば
欲しかったコミュニティや人間関係の中に
いられて
幸せをとても感じている。
（もちろん、ぶち当たる壁だって
めんどくさいことだって活動していけば多くなるけど
それはひとつずつ乗り越えていこう。）
作りたい世界って
作れるんだ！
という人生はじめての経験をした。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
自分の進みたいところへ行くのは
怖さだって痛みだってあるときだってあるかもしれなし。
待ってても誰も差し出してはくれない。
でも・・・
その道中、きれいな花や
共に歩んでくれる人、
新しい発見があったり
おもいもよらないギフトをもらったり・・・
豊かな旅が待っているかもしれない。
【今日のまとめ】
いつだって自分の土壌に手をかけてあげることはできる。
潤わせることだって
耕すことだってできる
栄養をあげることだって。
自分の畑にどんなことをしますか？
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そんな気持ちで
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双方向のblogにしていけたらいいなと思っています。
「ちょっとしたことだしな」と思っていても
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もちろん読むだけでも構いませんが
書くことでご自身の新しい発見にもなるかもしれません、
そんな風に使っていただけたら、とも思っています。
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