「たまご焼き、みんなの家ではどんな味つけなの?」
「わたし、盛るの好きだからやらせて~」
「このパンを、サンドイッチかホットサンド、フレンチトーストのどれにしようか~」
小さな女の子のシェフたちは、
口はまぁ!「すらすら」と
作業の手も軽やか。
(さすが女子!)
どんなご飯にしよう!
次はなんの作業をしよう。
キラッキラした目。
わたしはそれを見るのが
ご馳走なんです~。
■誰かにやってもらうのもいいけれど
自ら関わるからこその楽しさがある
娘のお友だちがお泊まりに来た日の朝ごはん。
(あっ、彼女たち、前日夜更かししたらしく
寝坊さんたちの朝は10時過ぎ。笑。
お休みばんざい!)
お友だちが泊まりに来てくれる日のちょっとした悩みは
ご飯作り。
好き嫌いを考えたり
せっかくだから喜んでもらいたいし…。
かと言って
日々の暮らしがあるから
そんなに時間もかけられないし
お泊まりは急に決まることも。
(この間は一時間前に決定。)
そこで最近
わたしなりにいいことを思い付いたわけです!
ちっちゃなシェフたちが
メニュー決めから片付けまですること。
試しにやってみると…。
わたしがどんなご馳走を作るよりも(笑)
自分たちで直接手を動かして作るごはんの方が
いつ見ても嬉しそうに、
そして満足そうに
食べてくれる。
(そして私はその間、洗濯物を畳めるというおまけつき♪)
後日、
忘れたころに
ムスメのお友だちから
「ふっ」とこんなことを言われることがある。
「ともちゃん(私の事)、この間のクッキングの、おいしかったでしょ~!」
ご飯を全て自分たちで作った誇らしさを
ビシビシと感じる。
そして
ふりかえって楽しい思い出になるのが、
これまたいい!
■まるごとの体験、大人にもこどもにも。
キッチンから
甘い、いいにおいと
ちょっと焦げた香りがただよってくる。
あたたかくなってきた陽気に誘われたのか
レジャーシートを敷いて
庭でピクニックにするそうな。
ぱくり、ぱくりぱくり!!!
こどもたちは自分たちのつくったものを自画自賛で誇らしげな顔。
卵焼きは甘いのとしょっぱいのの
こだわりの二種類。
年齢や立場に関係なく
「自由」に「工夫」して
時に失敗もしたりする。
そんなチャンスを奪わずに
まるごとの体験を
大人だけじゃなくて
こどもにもたくさんさせてあげたいな。
散らかり放題のキッチンが残った日は
「むー!」っとなりそうですが(笑)
最後までやっていただきましょう。
今度はどんなおもてなしをしてもらえるのか、
ホストの母は楽しみであります。
(最後のお片付けまでよろしくねー♡)
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